身体健康論

医療・トレーニング・食事・仕事についてのブログ

ダイエットの新常識って・・・。

gendai.ismedia.jp

 

ってコラムをたまたま見かけたので読んでみました。

新常識というには「遅すぎる情報」です。

この記事自体が悪いというわけではなく、

痩せるために運動するという行為自体が「習慣」による判断な気がします。

 

・最近、太ってきたなぁ〜!!

・最近、全然運動していないもんなぁ〜!!

・よし、運動して体重を落とそう!!

 

って流れが一般的ですか。(特に男性に多い気がします)

 

運動・トレーニング自体は、身体にとって「良いこと」です。

様々な効果をもたらしてくれます。(コラム内でも記載がありました。)

なので、運動・トレーニング自体を否定するものではありません。

 

ただ、「痩せる」ってことを目的にするのであれば、

メインとなるのは「食事」です。

 

フィットネスクラブでは、

「筋トレして、基礎代謝量を増やしましょう!!」って言うけど、

(未だに行っている人いるかなぁ〜。)

筋トレして、筋肉量が増えても基礎代謝量は微々たる程度しか増えないです。

 

筋トレして、増えるのは「活動代謝量」です。

詳しくは、また今度!

 

微々たる程度しか増えないことを下記で記載してありました。

国立健康・栄養研究所が記載しているQ&A

筋肉が1kg増した時、基礎代謝量は何kcal増すのか?

ページの更新が2011年更新ですので、実は4年前から載っているんです。

また、新しい研究によって「新たな数値」が出ているかもしれませんが、

今のところは「50kcal程度」でいいと思います。

 

なので、ここでは2つの事実を比較して考える必要があります。

⑴筋トレしても基礎代謝量は微々たる程度しか増えないこと

⑵食事を改善し、摂取カロリーを減らすこと。

 

ダイエットに関しては、

kenkouchan.hatenablog.jp

を読んでいただけると、なんとなく書いてあります。

 

要は、「痩せる」ということは、

①「摂取カロリー<消費カロリー」が前提であることです。

②「タンパク質の摂取量を減らさない」という食事の質の問題

 

この①「摂取カロリー<消費カロリー」を考えた時、

⑴筋トレして、微々たる基礎代謝量のアップと活動代謝量のアップ

⑵食事を改善して、摂取カロリーを減らすこと

のどちらかを選択する必要があります。

 

どちらが正解・不正解ではありませんが、

経験上は「⑵食事を改善」のほうが効果的に結果が出ます。

 

「新常識でもなんでもない!」って言いたいけど、

「実は、新しい新情報なんです!」って言ったほうが

クライアントが積極的に心掛けてもらえるなら、それはそれでいいのかもしれない。